2017年5月23日 (火)

前橋藩主・酒井家の功績を紹介

 前橋学ブックレット『下馬将軍 酒井雅楽頭の菩提寺 龍海院』の出版記念と寺の法要にあわせて、前橋藩主酒井家について学ぶ講演会が5月21日、龍海院で開催されました。

厩橋城や城下町の整備、藩校を設けたり飢饉対策や新田開墾に力を注いだことなど、酒井家の時代に前橋が大きく発展したことを前橋学センター所長の手島仁氏が紹介しました。

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上毛新聞 2017年5月22日紙面より

Jomobook_2 前橋学ブックレット10『下馬将軍 酒井雅楽頭の菩提寺 龍海院』
(上毛新聞社刊 著 井野修二/ISBN978-4-86352-177-3 ¥600+税)

2017年1月29日 (日)

初市創祀400年記念事業

 毎年1月9日に開催され、前橋の年の初めを飾る「前橋初市まつり」の起源は、初代前橋藩主・酒井重忠公の時代、元和3(1617)年と 伝えられています。

 平成29年の初市まつりは、開始から400年目の節目に当たるとともに、重忠公の没後400年とも重なります。そこで、酒井家の菩提寺である是字寺龍海院にて、酒井雅楽頭家顕彰会による重忠公の追善法要を行いました。

 重忠公の偉功を偲ぶとともに、元和3年当時の「市」を再現する意味を込めて、江戸時代に行われていた「太刀一口の奉納」に因み、初市まつりの会場の一角である前橋八幡宮での神事に続き、八幡宮公園にて県内在住の現役刀匠3名による刀剣 鍛錬実演「上州三刀匠・打ち初め式」を行いました。

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2017年1月27日 (金)

新年大祈祷会での龍海院ライトアップ

 龍海院では、平成28年12月31から翌29年1月1日にかけて
厳かに新年祈祷会が行われました。

それにともない境内において竹筒に蝋燭を灯したライトアップをして
新しい年の平和と安全を祈りました。

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2016年12月29日 (木)

新年大祈禱会のお知らせ

重忠公が始めた祈祷会を復活

 龍海院は前橋藩主酒井公の菩提寺として長い歴史を持っています。初代前橋藩主の重忠は、前橋に初市を起こし、同時に無病息災・所願成就を願い国土安穏をもたらす祈りを捧げる儀式として、新年御祈祷会を催していました。以来、戦前まで新年御祈祷会が盛んに行われていたようです。しかし、戦争を機に長らく中断していました。

 その重忠が亡くなって、来年で没後400年。また、前橋市では11月20日、前橋藩主酒井公・前橋藩主松平公・総社藩主秋元公・大胡藩主牧野公の功績を称えて「前橋四公祭」を開催しました。これらを機に新年大祈祷会を復活することとしました。


祈祷会とは?

 祈祷会とは、新しい年の始まりに当たり最初に営まれる法要。元旦を期して、一年間の世界平和や皆さまの健康、仏法の興隆を祈る。『大般若経』による祈祷法要として行われてきました。
 壇信徒の皆さまはもちろん、広く一般の皆さまも一年最初のお寺参りということで、是非足をお運びください。



  日 時:平成28年12月31日 午後11時30分〜午前0時30分
    於:龍海院本堂
    *大変申し訳ありませんが、大祈祷会当日の駐車場のご用意は
     できませんのでご了承下さい。

   注)御祈祷札の申込は、12月10日をもって終了させていただきました。



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2016年12月 9日 (金)

1月9日「初市まつり」において酒井重忠没400年記念事業と追善法要

 前橋の正月の風物詩として知られる「初市まつり」の起源は、初代前橋藩主 酒井重忠の命によると伝えられています。重忠の没後400年の節目となる来年祭りの当日1月9日、記念事業を開くとともに酒井家の菩提寺である龍海院において藩主をしのぶ法要を行います。

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