初市創祀400年記念事業
毎年1月9日に開催され、前橋の年の初めを飾る「前橋初市まつり」の起源は、初代前橋藩主・酒井重忠公の時代、元和3(1617)年と 伝えられています。
平成29年の初市まつりは、開始から400年目の節目に当たるとともに、重忠公の没後400年とも重なります。そこで、酒井家の菩提寺である是字寺龍海院にて、酒井雅楽頭家顕彰会による重忠公の追善法要を行いました。
重忠公の偉功を偲ぶとともに、元和3年当時の「市」を再現する意味を込めて、江戸時代に行われていた「太刀一口の奉納」に因み、初市まつりの会場の一角である前橋八幡宮での神事に続き、八幡宮公園にて県内在住の現役刀匠3名による刀剣 鍛錬実演「上州三刀匠・打ち初め式」を行いました。